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俳優の上川隆也(60)、藤原紀香(54)、高橋克典(60)らが11日、東京・明治座で行われた舞台「忠臣蔵」の囲み取材に登壇した。
赤穂浪士たちが繰り広げる義と葛藤と信念の物語。討ち入りの真実に迫り、謎を解き明かす新たな歴史ドラマの演出は、堤幸彦氏が手掛ける。主演の上川は大石内蔵助を、藤原は大石の妻・りくを、高橋は吉良上野介を演じる。
上川は「今回ならではの視点で描き出す『忠臣蔵』で、何か発見していただけたら、僕らとしても本当にとてもうれしいです。各キャラクターたちの心のこもったお芝居をぜひ目の当たりにしていただきたいと思います」とアピールした。
上川は今作を演じるにあたり、自身の役とゆかりのある地を訪れたという。「僕は赤穂を訪れた日は、本当に良い天候に恵まれまして、それもあって赤穂という土地柄をとても好ましく思えたのは確かです。だからこそ、浅野内匠頭を殿とする国のまとまり具合が感じられたような気がして、だからこそ、家臣たちは討たれた殿に対しての忠義を尽くしたんだろうという、不思議な確信を得ることが出来た旅でした」と振り返った。
これを聞いた高橋は、「“天気が良いから良い土地だと思えた”というのは、何事かと!たまたま天気が良かっただけじゃないか」とツッコんでいた。
公演は、同所で12月12日〜28日まで上演。来年1月には、名古屋や高知、富山、大阪、新潟でも上演。
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