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2025年12月12日 12:00

友近×千葉雄大が“老害”を笑いと感動に変える! 内館牧子の話題作『老害の人』が舞台化

友近×千葉雄大が“老害”を笑いと感動に変える! 内館牧子の話題作『老害の人』が舞台化
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お笑いタレントの友近(52)と俳優の千葉雄大(36)が出演する舞台「老害の人」の上演スケジュールが12日、発表された。2026年5月に東京、大阪、愛知、秋田の4都市で上演される。

原作は、作家・内館牧子氏が手がけたベストセラー小説「終わった人」「すぐ死ぬんだから」「今度生まれたら」に続く“高齢者小説”第4弾の同名小説。今回はリーディングドラマとして舞台化される。

物語の主人公は、小さな玩具店を大手企業へと成長させた元社長の福太郎。成功者である自負が強く、老いてもなお“自慢話が止まらない”彼は、ついに家族やかつての部下からも“老害”とみなされ、娘とも距離を置かれるようになる。そんな中、福太郎が出会ったのが、さらに強烈な“老害”ぶりを見せる女性・サキ。彼女との出会いを契機に、社会から締め出された高齢者たちの、思わぬ“反撃”が動き出す。

出演は、多彩な表現力で観客を魅了する友近と、繊細で柔軟な演技に定評のある千葉雄大。二人だけで複数の登場人物を切り替えながら物語を進める、息の合った“言葉のライブバトル”が見どころだ。

音楽は、姉妹音楽ユニット「チャラン・ポ・ランタン」の小春が担当。アコーディオンの生演奏と昭和歌謡を交えながら、登場人物の心情に寄り添い、ときに突き放すような音楽演出で物語を支える。

終盤には、千葉演じる福太郎が司会を務め、友近演じる春子が昭和歌謡を熱唱する“歌謡ショー形式”のフィナーレも予定。観客を巻き込みながら大団円へ向かう、ライブ感あふれる舞台となりそうだ。

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