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俳優で歌手の松平健(72)が12日、東京・上野東照宮で行われた「令和七年 黒豆奉納式」に出席した。
江戸時代に篠山藩(現在の兵庫・丹波篠山市)から丹波黒豆が徳川幕府に献上されていた史実にのっとり、一昨年、約160年ぶりに奉納式が復活。今年で3度目の開催となった。
この日は、東京都立上野高等学校の文芸部の生徒が詠んだ“黒豆”を季語にした俳句の中から、松平が選んだものが披露された。
「黒豆や 輝く希望 ひとつまみ」を紹介した松平は「希望は目に見えないものですが、黒豆の輝く光を希望に見立てていて、未来に向かって希望を持てるような気がしました」と選定の理由を明かした。
自身も、おいしいものに希望や満足感を感じるといい、「何でもおいしくいただきます。(和食洋食など)全て」と笑顔を見せた。
「今年はどんな一年だったか?」と聞かれると、「『マツケンサンバ』が若い人や多くの人に広まって、大変忙しい一年でした」と振り返った。そして「忙しいわりに健康でいられて、無事に一年を過ごせたと思います」と喜びをかみしめた。
今年を漢字一文字で表すと「輝」だといい、「多くの方に光を運べたかなって。明るい笑顔をたくさんいただきました」とうれしそうに語った。
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