12月11日(木)に放送された『徹子の部屋』には、今年芸歴55年を迎える麻実れいが出演し、家族とのエピソードを語った。
【映像】45歳で晩婚 2児の継母になった宝塚の元トップスターが再婚時に伝えたこと
宝塚歌劇団雪組男役トップスターとして活躍し、退団後は舞台俳優として数々の作品に出演している麻実。
プライベートでは45歳で結婚し、2人の男の子の母親になった。夫には前妻との間に生まれた小学生の息子がおり、麻実は前妻が亡くなった後に後妻として入ったのだ。
麻実は「急に母になりまして」と当時の戸惑いを語ったうえで、「苦しかったのは息子たちだったと思うんです。お母さまが亡くなって、3年という月日はちゃんと空けたんですけど、それでもほかの女性が入って来るっていうのは…」と、息子たちの心情を思いやった。
再婚時に彼らと話し合ったところ、「お母さんをもっとそばに感じていたい」と望んだため、麻実はその気持ちを尊重し、前妻の写真を居間にたくさん飾ってあげたそうだ。
さらに、「私のことはお母さんって呼ばなくていいから。“ターコさん”って呼んで」と提案。「それから今までずっとターコさん」と笑顔で語った。
母親になってからは、息子たちのために早起きして弁当作りを頑張ったこともあったという。
「いつも怒られていましたね。『ごはん詰めすぎだよ、ターコさん』とか。『髪の毛が入ってたぞ』って。でもきれいに食べてくれるんですよ」と回想する。
黒柳徹子が「かわいいね」と言うと、「かわいいし、うれしかったし、ありがたかったですね」としみじみ。
そんな息子たちも今では成長し40代になったといい、「家族が増えまして、孫たちもたくさん増えまして」と幸せそうに語っていた。
そのほか番組では、親元を離れたい一心で宝塚音楽学校へ進んだ少女当時を振り返る場面も。
宝塚に興味があったわけではないため、ダンスや日舞の時間をサボるような生徒だったが、上級生が演じた“ある舞台”を見て考えが変わったという。
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※番組情報:『徹子の部屋』
毎週月曜〜金曜 午後1:00〜午後1:30、テレビ朝日系列



