俳優の北川景子（39）、森田望智（29）が、「第50回報知映画賞」を受賞し、15日に都内で行われた表彰式に登壇した。
二人は、今年公開した主演映画「ナイトフラワー」での演技が評価され、北川が主演女優賞を、森田は助演女優賞を受賞した。
北川は今作について、「命を削って大切な子どもや家族を守り抜くという役柄から、私も一人の人間、そして子どもを持つ母親として、非常に励みをもらったなと思います」と感謝し、「俳優という仕事は、役を通じて成長出来ることが素晴らしいなと思って、22年間続けてくることが出来ました。これからも日本映画のために、自分の持ちうる能力を役立てられるような役者として、あり続けたいと思っております。これからもこの賞に恥じぬように精進してまいりたいと思います」とコメントした。
この日は、北川を祝福すべく、俳優・椎名桔平（61）もお祝いに駆け付けた。椎名は「北川さんと同じ事務所の俳優仲間として、また北川さんの一ファンとして、本当にこの賞をうれしく思います」と祝福し、今作についても「冒頭の歌唱シーンから、今まで見た事の無い北川さんだと思い、驚きました。そこから最後まで、本当に北川さんの俳優としての覚悟みたいなものを、ずっと見せつけられた気がします。素晴らしかったと思います」と絶賛した。
また、森田は、これまでの活動を「“うまくなくても大丈夫。一生懸命その役の気持ちを考えて、私が理解しよう”という気持ちを忘れずに、今までコツコツとやってきたつもりです」と振り返りつつ、受賞に際し「役との向き合い方が、スクリーンで魂を宿せたのではないかなと、そんな賞をいただけた気がして感謝しています。今日、北川景子さんとともに、この報知映画賞の舞台に立てたことを、すごくうれしく誇らしく思っています。まだまだうまくなれるように、ステキな俳優さんになれるように頑張ってまいります」と決意も新たに意気込んだ。