俳優の石原良純(63)と小泉孝太郎(47)がMCを務めるテレビ朝日系の日本探求アカデミックバラエティ「火曜の良純孝太郎」(火曜午後8時※一部地域をのぞく)のスペシャルが、16日午後6時30分から放送される。
今回は、二人が三重県の伊勢神宮を訪れ、“お伊勢参り”の歴史と奥深い伝統に触れる旅となる。
今回の舞台は、古くから“お伊勢さん”として親しまれる伊勢神宮では20年に一度、社殿や神宝を新調し、ご神体を新しい社殿へ遷す「式年遷宮」が行われる。次回は2033年に予定されており、今年から8年余りをかけた準備が始まっている。
これまでに50回以上参拝してきた“伊勢通”の良純が、今回が初参拝となる孝太郎を案内。まずは外宮へ向かう。伊勢神宮は敷地が広大で、江戸時代には外宮だけを参拝して内宮の存在に気づかず帰る旅人も多かったという。
外宮の正宮「豊受大神宮」を参拝した孝太郎は、「清々しい気持ちになりました」と語り、その厳かさに心を動かされた様子だった。続いて外宮の別宮「多賀宮」「土宮」「風宮」を巡拝。神々への食事とされる神饌(しんせん)の食材を、伊勢神宮がすべて自給自足していることを知り、孝太郎は驚きを隠せない。
さらに今回は、通常は立ち入ることができない神宮御萱場(じんぐうおかやば)にも特別な許可を得て足を踏み入れ、式年遷宮に向けた動きの一端が明らかになる。
参拝後は、門前町としてにぎわう「おはらい町」で名物グルメを食べ歩き。旅の締めくくりには松阪市へ足を延ばし、老舗のすき焼き店で地元の味を堪能した。
長年の念願だった“お伊勢参り”を実現した孝太郎は、「初めてのお伊勢参りのフルコースがあまりにもよすぎて、本当にぜいたくでした。良純さんに大人の人生の楽しみ方を教えていただいた気がします」と感謝の言葉を述べた。
