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俳優の芦田愛菜(21)、岡田将生(36)、細田守監督が16日、都内で行われた、アニメ映画「果てしなきスカーレット」の公開御礼舞台挨拶に登壇した。
「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」などで知られる細田監督の最新作。主人公の王女・スカーレットが父の復讐(ふくしゅう)に失敗するも“死者の国”で再び宿敵に復讐を果たそうとする物語。芦田は主人公のスカーレット、岡田は現代の日本から来た看護師・聖の声を担当している。
芦田は、今作が今年9月に開催された「ヴェネチア国際映画祭」のアウト・オブ・コンペティション部門で、公式上映されたことが印象に残っているといい、「忘れられない思い出というか。私自身そこで初めてお客様と一緒に映画を見たので、印象に残っています」とうれしそうに振り返った。そして「作品の主題である“生きること”や“愛”について、深く考えるきっかけをもらえましたし、頭で考えることも大事だけど体当たりで、お芝居をすることも大事だなって教えてもらいました」としみじみと明かした。
岡田は、長編作品の声優は初めてで、「監督と作品について話しながら声を当てていくっていう時間は、とても貴重な時間。何事も初めては二度とないので、監督とのあの時間は貴重でした」とかみしめた。
キャラクターへの気持ちの入れ方で意識したことを聞かれると、芦田は「アフレコブースの中で立ったままだとなかなかイメージしづらいし、声も出しにくいので、実際に体を動かしたりしてやりました」と語った。
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