俳優の水谷豊（73）と寺脇康文（63）が出演するテレビ朝日系人気ドラマ「相棒 season24」の元日スペシャルが、2026年1月1日午後9時から放送される。
シリーズ誕生25周年を迎えた節目の年に、杉下右京と亀山薫の“黄金コンビ”が新年の幕開けを飾る。
「相棒」は2000年に「土曜ワイド劇場」でスタートし、重厚なミステリーとして幅広い層から支持を集めてきた。2006年からは毎年元日にスペシャルを放送し、恒例企画として定着している。25周年の「season24」も、緻密な脚本と深い人間ドラマが評価され、初回から好調なスタートを切った。
20作目となる今回の元日スペシャルは「フィナーレ」と題し、舞台は“絶海の孤島”。クリスマスの夜、瀟洒なホテルで起きる連続殺人事件に右京と薫が挑む。事件現場は、ミステリー作家・美作章介の人気シリーズ第1作「血塗られた聖夜」の舞台となった場所で、事件は小説の設定と重なるように進行していく。美作を演じるのは、シリーズ初出演となる俳優・段田安則（68）。
段田は、「『相棒』は、ずっと一視聴者として拝見してきました。一度は出演したいな、と願い続けてきたのですが、今回、元日スペシャルにお声がけいただき、“ついに来たか！”という思いでした。うれしかったですね！」と笑顔を見せる。
脚本については、「最初に脚本を読んだときはストーリーが複雑で、“どういうことだ、これは!?”と驚いたのですが、セリフを覚えるために何回か読みこんだところ、ものすごく緻密に練られた面白いミステリーだなと感心しました。今回の謎解きはなかなか難しく、あの右京さんが迷いながら捜査するんです。そこが面白いところですね」と見どころを語った。
このほか、濱田マリ、月城かなと、黒沢あすか、谷田歩、森優作ら多彩なゲストが出演し、物語に深みを添える。