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ABEMA TIMES

2025年12月17日 12:15

吉沢亮&横浜流星、“歌舞伎役者”演じる難しさを語る「本物と比べたら…」「ひたすら稽古を重ねて」

吉沢亮&横浜流星、“歌舞伎役者”演じる難しさを語る「本物と比べたら…」「ひたすら稽古を重ねて」
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 16日、都内で行われた「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」の映画『国宝』上映後トークイベントに、俳優の吉沢亮(31)と横浜流星(29)、そして李相日監督が登壇した。

【映像】笑顔の横浜流星、照れ笑いを見せる吉沢亮(実際の映像)

 歴代興収ランキングで邦画の実写1位になるなど、大ヒットを記録している本作。出演した2人が、歌舞伎役者を演じる難しさを語った。

横浜「やるしかないよね?」

吉沢「いやもう本当にそれだった。当然、何十年と稽古されている本物の役者さんと比べたら、あれになるのは不可能だと。途中から分かっちゃったもんね、我々」

横浜「知れば知るほどね」

吉沢「ひたすら稽古を重ねて、それこそ本物の役者さんたちの映像もたくさん見ながらどうにかだった」

横浜「やはり我々がやる意味としては、実際の歌舞伎だとありえない様式美だけど、その中で感情を宿すことはすごく大事にしていたよね」

 また吉沢は、こだわりが強いことで知られているという李監督との撮影時に大変だったことを次のように語った。

吉沢「何回も(演技を)やらされるのもそうだけど、何回もやらされるのに、なぜやらされるかが分からない。監督の場合は『もう1回』しか言わない。何がダメなのかを教えてくれないことが監督の厳しさであり、愛情でもあると思いながら現場で受け止めていた。自分で分かるまでやらされるというのは、なかなか絞られた」

 アメリカの映画芸術科学アカデミーは16日、第98回アカデミー賞の候補作(=ショートリスト)を発表。22年ぶりに実写邦画の興行収入記録を塗り替えた『国宝』が、国際長編映画賞とメイクアップ・ヘアスタイリング賞の2部門で選ばれた。

 ここからアカデミー会員による投票が改めて行われ、来年1月に各部門のノミネート作品が発表される。授賞式は来年3月に開催される予定だ。(『ABEMA Morning』より)

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