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演歌歌手の原田悠里(70)が17日、東京・赤坂のライブレストラン「Jazz Dining B-flat」でバースデーライブを開いた。
今月23日の誕生日を前に行われたステージは昼夜2回公演とも満席。デビュー44年目を迎え、60枚目のシングルとなる新曲「運試し」(キングレコード)を3日に発売したばかりの原田が、集まったファンに感謝を込めて全13曲を熱唱した。
この日のライブで原田は、普段の着物姿ではなく、ライブハウスの雰囲気に合わせてドレス姿で登場。「特別な場所なのでドレスを選びました。ドレスに合う楽曲や日ごろ皆さんからのリクエストが多い歌を選曲しました」と笑顔で語り、客席を沸かせた。
ステージでは、デビュー当時の代表曲「木曽路の女」「津軽の花」から、新曲のカップリング「酔いしれたいの」、ナット・キング・コールの「ラヴ」、八代亜紀の「舟唄」まで幅広い楽曲を披露。オリジナル曲、ジャズ、カバー、オペラを織り交ぜた全13曲を情感たっぷりに歌い上げた。
さらに原田は、「今回は心が燃えています。来てくださった皆さまに感謝をいっぱい込めて、何かを感じていただけたら」とあいさつ。また、60枚目のシングル「運試し」については、「今度の新曲は、60枚目のシングルということが私の中では最も大きな意味があります。その60作目が『運試し』というタイトルの歌だったので、最初は驚きました。でも、『人生、終わるまで運試しだ』とおっしゃっていた方がいましたが、私たち世代の人たち、男女を問わず、これからいろんな意味で壁にぶち当たっていく中で、その壁を乗り越えて頑張っていこうと…」と語り、自身と同世代へのエールも込められた作品であることを語った。
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