俳優の竹内涼真(32)町田啓太(35)、大友啓史監督が17日、都内で行われたNetflix映画「10DANCE」配信記念イベントに出席した。
男性二人のダンスにかける情熱と闘志、苦悩、嫉妬、愛を描いた井上佐藤氏による大ヒット同名漫画が原作。甘く刺激的な男性同士の愛とダンスの物語だ。
ラテンダンス日本チャンピオンで世界に通用する実力をもつ主人公・鈴木信也を演じた竹内は、今作で社交ダンスに初挑戦した。練習を振り返り、「初めてラテンダンスに触れた日が2024年2月7日で、撮影終わったのが(今年の)2月7日でちょうど1年。ただ毎日(練習を)出来ていたわけではないので、質量的には半年あるかくらいかな」と振り返った。「なにが大変だったか、挙げ出したらキリがないんですけど、町田くんやパートナー役の土居(志央梨)さん、(ダンスの)先生方、監督のことを信じ切ることが一番難しかった。最後、自分は出来ると自分を信じ切らないといけないんですけど、そこの境地に達するまですごく時間がかかったし、人を信じることって怖いことなんですよね」と明かし、「信じ切らなかったら成功できてない事だらけで。信じ切るまではすごく不安で怖かったですけど、先生やパートナーなど皆を心から信じる事が出来てよかった。経験できて良かったです」と話した。
そんな竹内について、プロダンサーの道を志したこともあった町田は、「竹内くんはダンス未経験じゃん。これを見た人はそんなこと絶対思わないと思う」と絶賛。「(竹内が)初めてステージで踊るシーンが、初めて人前で踊るってリンクしていて。それを見た時に、僕は本当に感動してしまった。最初だから生で見に行こうと(ステージの)端っこで見ていたんですけど、すごかったですね〜。何か漂っていたり、何かが生まれていた。そういう事がたくさんあって、かけがえのない経験をさせてもらえたことが良かった」と話した。
