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シンガーのUruが18日、東野圭吾原作のアニメ映画「クスノキの番人」の主題歌「傍らにて月夜」を担当することが発表された。
楽曲は、back numberの清水依与吏が作詞・作曲した書き下ろしの新曲で、編曲もback numberが担当。同グループが女性アーティストに楽曲を提供し、プロデュースまで手がけるのは今回が初めてとなる。
Uruにとってはデビュー前、同グループのカバー曲の動画が縁で、所属事務所に迎えられたという経緯もあり、約10年越しとなる念願のタッグ実現となる。
映画は、累計100万部を超える作家・東野氏の小説をアニメ化したファンタジー作品。不当解雇で職を失った青年・直井玲斗が、“祈れば願いが叶う”と噂されるクスノキの番人を務める中で、自己の運命に関わる謎と向き合っていく。
主人公・玲斗の声を担当するのは俳優の高橋文哉で、長編アニメ映画では声優初主演。伯母の柳澤千舟役に天海祐希のほか、齋藤飛鳥、宮世琉弥、大沢たかおら豪華キャストが脇を固める。
Uruは、「この作品の主人公である玲斗の生き方や、人としての成長のようなものを自分自身にも投影することで良い刺激をいただくこともでき、依与吏さんが作ってくださった素敵な曲と歌詞に、それをそのまま吹き込もうと思いながら歌わせていただきました」とコメント。
また、「人の感情は文字や言葉では伝えきれない部分がありますが、それをこの作品とこの『傍らにて月夜』を通して改めて受け取った気がします」と振り返った。
主題歌「傍らにて月夜」は、来年1月19日に配信開始、同月28日にシングルとして発売する。
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