お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣が製作総指揮・原作・脚本を務めるアニメ映画「映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜」(2026年3月27日公開)の新キャラクターを演じる声優陣が18日、発表された。
シリーズの原作となる絵本「えんとつ町のプペル」は累計78万部を突破し、ミュージカル、歌舞伎、バレエへと広がる人気作。2020年公開の前作アニメ映画は日本アカデミー賞など国内外30以上の映画祭で評価され、国内動員は196万人を記録した。
最新作は、親友プペルを失った少年ルビッチが異世界「千年砦」に迷い込むところから始まる。止まった時計台を動かして元の世界に戻ろうとする中で、相棒のモフとともに謎を追い、100年間「約束」を信じ続ける男ガスや、人の姿を借りた植物ナギと出会う。時と約束をめぐる冒険が描かれる。
プペル役には前作に続いて窪田正孝、ルビッチ役にはオーディションで選ばれた永瀬ゆずなが決定。また、山寺宏一をはじめ、前作から続投の藤森慎吾、伊藤沙莉に加え、東野幸治、お笑いコンビの錦鯉、森久保祥太郎の参加が発表された。
今回発表された新キャストは、異世界でルビッチと行動する“異世界ネコ”モフ役にMEGUMI、美しい歌声を持つ“人に化けた植物”ナギ役に小芝風花、100年間、時計台で約束を守る時計師ガス役に吉原光夫、千年砦を統べる女王・ネズミ役に土屋アンナ。いずれも物語の中核に関わる重要キャラクターだ。
新キャラクターを担当するMEGUMIは、西野とは古くからの知り合いだといい、「西野君が作った作品に、時を経てこういう形で参加できるのは、とてもエモーショナルな出来事でした」と喜びを語った。
さらに「私自身も映像を作っていますが、自分には決して出せない世界観で、作品を通して西野君が本当にピュアで優しい人だと改めて感じました。忘れていた人生の大切な部分を思い出させてくれる作品でした」と振り返り、作品への深い共感を明かした。
