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漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2025」は、たくろうが優勝して幕を閉じた。
初めて決勝進出したコンビが史上最多1万1521組の頂点に立ち、優勝賞金1000万円などを手にした。
たくろうは、赤木裕ときむらバンドのコンビで、2016年に結成。NSC大阪校の出身で、吉本興業に所属している。
赤木は滋賀県大津市、きむらは愛媛県松山市の出身。きむらは特技にギターとベースを挙げていて、大学では軽音楽部と落語研究部を掛け持ちした時期がある。「きむらバンド」という芸名はバンド活動をしていたことに由来する。
ボケ担当の赤木は趣味に「滋賀の高校野球」を挙げる野球好き。「たくろう」というコンビ名は、きむらが憧れる木村拓哉と赤木が憧れるイチローから、半分ずつとって組み合わせたものだ。
M-1グランプリでは2018年に準決勝に進出したものの、その後は準決勝に進めない時期が続いていた。今年のM-1では7年ぶりの準決勝を突破し、芸歴9年で初めてファイナリストに。その勢いで念願の栄冠を手にした。
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