元「BiSH」で歌手のアイナ・ジ・エンド(30)が20日、東京・江東区の東京ガーデンシアターでワンマンライブ「nukariari」を開催した。
今年4月、「avex」に移籍してから初の全国ツアー。全世界で大ヒットしている「革命道中−On The Way」を、ダンサー16人とのスペシャルバージョンでパフォーマンスするなど、今年の集大成となるステージで全22曲を披露した。
アイナは「今年いろんなことあったし、(名前を)アイナ・ジ・エンドとして10周年だったし、『革命道中』という楽曲が日本を越えて世界の方に聞いていただけるきっかけになって、挑戦し続けたからこそ見えた景色があった。ファンの方々や家族、友達に感謝」とこの1年を振り返った。
年末にはソロとして初出場となる紅白が控える。「自分だけがうれしいんじゃなくて、チームとしてもものすごく喜ばしいこと。まずはそこで恥ずかしくないパフォーマンスをやろうと思います」と意気込み。歌唱曲の「革命道中〜」では、「革命を起こすまでの道中」が表現されており、「まだ革命を起こしきれていない状態なんですよね。がむしゃらで、事務所も移籍して、自分たちの行く末が全然分からないので、見てみたいです、革命を起こした先を」と自身に期待した。
今年やり残したことは?には、「運転免許は取れなかったです…。まだ精進中というところです」と照れ笑い。続けて、「犬と生活しているんですけど、朝焼けの中で散歩ができてないので、朝日と一緒に歩くことは今年中に絶対にやりたい」と言葉に力を込めた。
また、来年4月からソウルを皮切りにした7都市を回る自身初のアジアツアーを開催することも発表。今月、スペインでライブを行い、「イントロが流れるだけで、『この曲が聞きたかった』みたいな歓声がすごくあったことを肌身で感じられて、国が違えど1つの曲でつながっているのがうれしかった。海外の経験がないので、ワクワクします」と声を弾ませていた。
