あの、初の著書発売も「読んでほしくないな」

シンガー・ソングライターでタレントのあのが24日、都内で、初の著書「哲学なんていらない哲学」（KADOKAWA）の発売記念イベントの前に、囲み取材に応じた。

全編書き下ろしの“あの流哲学書”。デビュー5周年を迎えた今、これまで歩んできた道のりや過去と向き合いながら、さらなる飛躍への決意をつづった一冊。

あのは「ようやくファンの方に読んでもらえることはうれしい。だけど、本を書いている時と今の変化でいうと、“読んでほしくないな、読まれていいかな…”っていう、そんな気持ちになっている。大事なこととかいろいろなことが書けた証かなと思う」と率直な心境を明かした。

自伝、エッセー、小説が混ざった内容だといい「使う脳みそが違くて、書いている時は“なんてことを始めちゃったんだ…”っていう気持ちだった。（今は）書き終えたのでやり遂げた達成感がある」と語った。

この日が発売日で、「たまたま発売とクリスマスイブが重なったので、ファンの方にはプレゼントとしてあげたいです。まぁ、お金は払ってもらうんですけど」と笑みをこぼした。