エンタメ

2025年12月26日 17:40

天海祐希、大杉漣さんに思いはせ涙こらえる「私へのプレゼントだと思っている」

天海祐希、大杉漣さんに思いはせ涙こらえる「私へのプレゼントだと思っている」
広告
1

俳優の天海祐希(58)、速水もこみち(41)、鈴木浩介(51)、お笑いコンビ「ドランクドラゴン」塚地武雅(54)らが26日、都内で劇場版「緊急取調室 THE FINAL」(常廣丈太監督)の初日舞台挨拶に登場。同シリーズのドラマに出演していた故・大杉漣さん(2018年2月に死去)への思いを涙ながらに語った。

同作は、14年1月にスタートしたテレビ朝日系大ヒットドラマシリーズ「緊急取調室」のフィナーレとなる劇場版。たたき上げの取調官・真壁有希子(天海)が、「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、凶悪犯と心理戦を繰り広げる物語で、今月18日にドラマの第5シーズンが最終回を迎えた。

当初、この劇場版は23年6月に公開予定だったが、公開延期となり、再撮影を経て、公開にこぎつけた経緯があり、出演者たちの思い入れもひとしお。

足掛け12年も続いたシリーズのフィナーレでもあり、ドラマの第1、2シーズンに出演していた大杉さんのことにも話が及び、塚地は「漣さんのピンチヒッターでシーズン3から参加したんですが、漣さんがご存命だったら、次のドラマで上司と部下をやる予定だったので、『ちょっとお願いしていいかな』と漣さんに言われている気持ちだった」と当時を回想。

天海は「私、あまり泣きたくないので…泣かないんですけど…」と声を震わせ、「初日を迎えられたことは、本当に全ての方からの私へのプレゼントだと思っているし、たぶん漣さんが力を貸してくださっていると思っている」と思いを吐露。

長い時間をともにした仲間にも「本当に皆さん、ありがとうございました。ご一緒できて、とてもとても幸せでした」と感謝の言葉とともに頭を下げ、「これで一応ファイナルになりますけど、私たちは続けて仲良くしていきますので、またどこかでお目にかかれたら。ずっと皆さんの心にキントリがありますように。そしてきっとこのメンバーの中に漣さんがいて下さっていると信じています」と言葉に力を込めた。

広告