《紅白リハ》郷ひろみ、今年がラスト出場「一区切りをつけたい」

歌手の郷ひろみ（70）が29日、都内で行われた「第76回NHK紅白歌合戦」のリハーサルに参加した。

取材会の冒頭で郷は、「みなさんにちょっとご報告をしなきゃならないことがある」と切り出し、「今年の紅白歌合戦で一区切りをつけたい」と“卒業”を宣言。「いつも楽しみに応援してくださった皆様に心から感謝します。本当にありがとうございました」と伝えた。

紅白について、「僕にとって特別なステージ。期待をいただくことによって自分が成長できる場でもあった」と語り、「僕自身がそういうふうに感じたように、これから若い方たちが同じような気持ちで挑戦し続けてほしい。応援していきたい」と願った。古希で迎える38回目の大舞台には、「僕らしく、とにかく楽しいステージにしたいですね」と笑顔で抱負を語った。

今後も歌手活動は続ける。「郷ひろみとして多くの方に支えられて今日まできた。僕自身が終わるわけではなくて、歌への情熱はあせない。紅白は今年が最後で一区切りつけても僕の情熱はまったく消えない。これからもファンの皆さんと同じ景色を見ていけたら」と意気込んだ。

なお、テレビ朝日系列では大みそか午後5時から「ザワつく！大晦日」を放送する。