1
歌舞伎俳優の片岡愛之助(53)、中村米吉(32)らが16日、都内で、新作歌舞伎「流白浪燦星(ルパン三世) 碧翠の麗城」の記者会見を行った。
2023年に初演され、昨年9月の京都・南座での再演も好評だった「流白浪燦星(ルパン三世)」の第2弾。3月の東京・新橋演舞場を皮切りに、来年2月の福岡・博多座まで、ロングラン公演として上演される。
愛之助は「(前作では)ルパンがどんな風に歌舞伎になるんだろうと手探りで始まったんですけど、皆さんが喜んでくださって、第2弾ができるということで、うれしさと不安いっぱいでございます」と挨拶し、「実際のところ、まだ本が出来上がっておりません。ドキドキしている」と言い、会見に同席した脚本家に発破をかけて笑いを誘った。
今作で愛之助は、流白浪燦星と石川五ェ門の二役を演じる。「何て欲張りな人なんだろうと思われているかもしれないですけど、今回はほとんど五ェ門が出ない。僕がずっと出ているという訳ではなく、苦肉の策の二役という感じ。あんまり出てこないんですけども活躍はします」と見せ場の多さをPRした。
また、前作ではなかった宙乗りするシーンもあり、「宙乗りをし、追いかけっこをする壮大なことをやりたい。大スペクタクルに富んだ作品になると思う」と期待をあおった。
米吉はヒロインの瀬織姫役。「私自身も様々な歌舞伎のお姫様を演じて参りました。こうした新作の場合は、これまで女形として培って参りましたものをどう活かすか、古典での勉強の成果が図られる場だと思う」と背筋を伸ばし、「ヒロインとして、ルパン一味に振り回されることを楽しみにしている。新たなお姫様像の1ページになったらいいなと思う」と意気込んでいた。
広告