今月25日にデビュー50周年を迎えるフォークシンガー・松山千春(70)のスペシャル番組「松山千春のオールナイトニッポンGOLD〜デビュー50周年スペシャル〜」が30日午後10時からニッポン放送で放送される。千春が「オールナイトニッポンGOLD」に出演するのは12年ぶり。全国19局に生放送され、50周年を迎えた特別な思いを2時間にわたって語る。
千春は77年1月25日に「旅立ち」でデビューし、同年8月8日には北海道厚生年金会館で初コンサートを成功させた。そんな千春を全国区の人気に押し上げたのが、同年10月からスタートした「松山千春のオールナイトニッポン」。水曜日の第2部に登場し、一気にスターダムを駆け上がった。
千春は、出身地・北海道のSTVラジオのディレクターだった竹田健二さんに見いだされデビューした。しかし、竹田さんは千春がデビューして7カ月後の8月27日に急死。亡くなる前日にニッポン放送の担当者と会って決めた“最期の仕事”が「オールナイトニッポン」への出演だった。
それだけに千春にとって、恩師である竹田ディレクターへの感謝の気持ちは絶えない。千春いわく「竹田さんが俺のために決めてくれた番組」。それが「オールナイトニッポン」だった。
テレビ出演よりラジオを優先する千春の姿勢には、そんな気持ちもあった。それだけに50周年のスタートは「オールナイトニッポン」からという思いもあったようだ。
ニッポン放送は「千春さんは『オールナイトニッポン』の周年記念番組にも出演していただくなど、番組にとって歴史を刻んできた重要なアーティスト」と位置付けており、今回は「千春さんの50周年のスタートを『オールナイトニッポン』が飾ることが出来て光栄なこと」としている。
制作担当者は「ニッポン放送に出演した過去の秘蔵音源も交えながら、50周年にかける特別な思いなどを語ってもらう」と話しており、放送に合わせ千春へのメッセージも募集する。