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俳優の吉田羊が主演を務めるシェイクスピア劇「リチャード三世」が、5月10日に東京・PARCO劇場で開幕し、その後大阪、愛知、福岡、岩手を巡演することが22日、発表された。
本作は、パルコが手がける演出家・森新太郎氏と吉田のシェイクスピアシリーズの第3弾。
2021年のオール女性キャストによる「ジュリアス・シーザー」、24年の『ハムレット』原型とされる「ハムレットQ1」に続く最新作となる。
今回の主人公リチャード三世は、前作までの“ブルータス”“ハムレット”とは正反対の人物像。平和な世界を憎み、王位への野心から兄や貴族をも策略によって葬り去る“悪の権化”だ。やがて自らの暴政が破滅を招くまでを描く重厚な物語となっている。
舞台では、吉田を中心に、愛希れいか、中越典子、赤澤遼太郎、増子倭文江、浅野雅博、星智也、清田智彦、篠井英介、渡辺いっけいの9人が出演。多彩な役柄を立体的に演じ分ける“演劇バトル”が繰り広げられる。
吉田は、「今回演じるリチャードは、狡猾で醜い『悪役』の代表格。欲にまみれ、裏切りの限りを尽くす彼は、これまで演じてきた清廉潔白なブルータスや仇討ちハムレットとは対極にあるキャラクターです。けれど今、シリーズ史上一番ワクワクしているかもしれません」とコメント。
さらに、「劣等感や嫉妬で他人や自分を傷つけながら、憎まれ嫌われ一人の味方もなく死んでいく彼の孤独はどこか他人事でなく、いっそその闇に飛び込んで彼の本心に触れられたらと願うのです。森さんそして百戦錬磨の共演者の皆様と共に、2026年のリチャード三世を作り上げて参ります」と意気込みを語っている。
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