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俳優の尾野真千子(44)、北村一輝(56)、永瀬正敏(59)らが22日、都内で行われた映画「たしかにあった幻」(2月6日公開)の完成披露上映会に登壇した。
ルクセンブルク出身のヴィッキー・クリープスが主演を務める今作は、河瀬直美監督のオリジナル脚本。“愛のかたち”と命のつながり“をモチーフに、日本の行方不明者問題と心臓移植の現実を重ねて描く、時を超えて運命が交差する人間ドラマ。
尾野は、最愛の息子を失い、一周忌を迎えた今も罪悪感にさいなまれるめぐみ役。河瀬組の参加は久しぶりで、撮影について、「やると決まったら、恐怖の日々が始まるんです。何を勉強すればいいんだろう?どんな思いでいればいいんだろう?と。とりあえず、身一つで行けば正解だと思って、挑みました」と振り返った。
タイトルにちなみ、人生において大切にしているものについてもフリップトーク。永瀬は「想(おも)い」とつづり、「今生きていれば50いくつなんだけど、僕は弟を亡くしていまして、弟も心臓の病気だった。もし(移植で心臓を)もらうことがあれば、もしかしたらここに座ってくれていたかもしれないし、色んなことを考える。でも、ずっと(弟が)いる気がするんですよ。いなくなった気もしなくい」と明かし、「先に逝った人たちを、忘れちゃうのかな?と思うんだけど、全然忘れられない。その時にもらった思いだったり、自分が感じていた思いは、永遠に消えないんだなと思っています」と語った。
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