俳優の岡田准一(45)が主演を務める映画「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」(瀬々敬久監督、12月25日公開)で、物語の中心となる“689トリオ”のキャストが新たに発表された。
主演の岡田は、“天才ジャズピアニスト”と称された作曲家・中村八大を演じることがすでに明らかになっている。
日本人として初めて米ビルボード1位を獲得した名曲「SUKIYAKI」。その誕生の陰には、作曲家・中村八大、作詞家・永六輔、歌手・坂本九――時代を切り開いた三人の男たちの挑戦と友情があった。映画では、彼らの青春と成功に至るまでの数々の試練が描かれる。
永六輔を演じるのは、映画やドラマ、声優としても活躍する俳優の松坂桃李(37)。テレビやラジオで放送作家としても多彩に活動し、独自の語り口とユーモアで愛された永の魅力に迫る。
一方、坂本九を演じるのは、映画やドラマ、最近では大河ドラマの主人公も務めるなど勢いのある俳優の仲野太賀(32)。天真らんまんな笑顔と歌声で“九ちゃん”として国民的人気を博したスターを演じる。
“689トリオ”という名称は、三人それぞれの名前に含まれる数字が由来。彼らが生み出した「SUKIYAKI(上を向いて歩こう)」は、1963年に全米ビルボードチャートで3週連続1位を獲得し、今なお日本音楽史に刻まれる金字塔とされている。
永を演じる松坂は、「僕が演じる永六輔さんは、とにかく言葉の力とユーモアにあふれた方。役作りのために当時のラジオを聴き続けていましたが、気づけば役の準備であることを忘れ、リスナーとして夢中になってしまうほど、その語り口にひき込まれていました」と語った。
さらに松坂は、「坂本九さんを演じる仲野太賀も、難しい曲を撮影前からクランクイン後まで何度も練習していました。本番では、スタッフ、キャスト全員がそんな太賀の歌声に涙しました」と、撮影現場でのエピソードを明かした。