1
映画「安楽死特区」(高橋伴明監督)の公開記念舞台挨拶が、24日に都内で行われ、俳優の筒井真理子(65)、余貴美子(69)らも登壇した。
筒井は、末期がんに苦しむ夫と心がすれ違う妻を、余は、認知症と診断され、死なせて欲しいと願う元漫才師を演じた。
筒井は「だんだんこの年になってくると身近な家族やらの死と向き合うことがたくさんあって、“私はこれを引き受けられるのかな?”と(思った)。(今作は)かなり衝撃的だったんですけれども、高橋伴明監督の作品に出ない選択肢は無いので、参加させていただきました」と、オファーを受けた際の心境を語った。
余も「私もそれなりの年で、あの世とこの世をウロウロしているような感じで、セリフを言っていても、役か現実かが良く分からない。今年も色んなお役をいただいて、棺桶(かんおけ)にも何度も入りましたし、遺影も何枚も撮りまして、なんかフワフワした現場でした」と冗談めかして笑いを誘った。
友近演じる妹と歌謡漫才コンビを組んでいた役で、「たくさんお稽古しなきゃいけないんですけど、友近さんはとてもお忙しくて、浅草演芸ホールでやる当日しか打ち合わせが出来なかった。もう本当に生きた心地がしませんでした。安楽死のお話だけど、もうそこで成仏した感じでした。本当に地獄でした」と撮影を振り返った。
広告