俳優の高橋文哉(24)らが30日、都内で行われた、アニメーション映画「クスノキの番人」(伊藤智彦監督)の公開初日舞台挨拶に登壇した。
人気作家・東野圭吾氏の同名小説が原作で、東野氏の作品がアニメ化されるのは初。理不尽な解雇により職を失った青年・直井玲斗(声:高橋)が、「その木に祈れば願いがかなう」と伝わるクスノキの番人となり、“祈り”と“記憶”をめぐる不思議な出来事に巻き込まれていく。
高橋は今の気持ちを聞かれると「昨日ぐらいからドキドキが…。今日公開してSNS含めて見てくださった皆さんの感想が温かくて、『こういう作品に出会いたかった』って言ってくださっている方もいたので、作品として何かを届けることをなりわいにしている人間としてはうれしい一日だと思いました」と喜んだ。
地元の友人も見てくれたといい、「『お前、すごいな〜』の一言に救われました」と笑顔を見せた。
“今だから話せるアフレコの秘話”を質問されると、高橋は「一緒にアフレコさせていただいた皆さんには救われたんですけど、もう一人救ってくださった方がいらっしゃって…」と切り出し、共演経験があり別の作品でアフレコに来ていた声優の宮野真守(42)と偶然会った時のエピソードを披露した。
「僕が『実写と違って苦戦しながら頑張っています』って言ったら、『なんか聞くよ』って言ってくれて、まあまあな長文(メッセージ)を送ったんです。そうしたら『仕事終わったら電話するね』って50分ぐらい電話をしてくださって。『こういうふうに俺はやっているよ』って、やりなとかは言わないんです」と、宮野のアドバイスがあったことを明かした。
「(僕と)照らし合わせて自分事のように語ってくださったので、台本の表紙に、いただいた言葉を書いて、その表紙を見て、忘れない、忘れないって思いながらやらせていただいて、救っていただきました」と先輩からの助言に感謝していた。