俳優の高橋文哉(24)、天海祐希(58)、齋藤飛鳥(27)、伊藤智彦監督らが30日、都内で行われた、アニメーション映画「クスノキの番人」(伊藤智彦監督)の公開初日舞台挨拶に登壇した。
人気作家・東野圭吾氏の同名小説が原作で、東野氏の作品がアニメ化されるのは初。理不尽な解雇により職を失った青年・直井玲斗(声:高橋)が、「その木に祈れば願いがかなう」と伝わるクスノキの番人となり、“祈り”と“記憶”をめぐる不思議な出来事に巻き込まれていく。
イベントでは、公開前の試写会で映画を見た観客からの感想がパネルで紹介された。高橋は「自分で決めて人生を歩む、遅いことではない、今からでも気付いた時から… 涙があふれる作品でした」というコメントが印象に残ったようで、「玲斗は自分の中でわだかまりがある中で、それを見つめることなくいろんな人と出会って、自分を鏡で映した時に見た自分の姿で自分を奮起して頑張っていると思うので、こういうお言葉をいただけるとうれしいです」としみじみと語った。
今作の中で印象的だったセリフやシーンを聞かれると、高橋は玲斗のおば・柳澤千舟役の天海とのシーンを挙げた。「最後のシーンでは天海さんのお顔を見てお芝居させていただいたので、正面で向き合うことの緊張感と、やっと目を見合えたなっていうのが(良かった)」と振り返った。
そして天海も「ああやって向き合って声を入れたのは初めてだったので、すごくありがたかったです」と伊藤監督に感謝した。
また齋藤は、大学生・佐治優美の声を務めた。冒頭では悲鳴を上げるシーンがあるといい、「どうやってやるのかな?って思っていたら、物理的にマイクから離れるっていう方法を(監督が)とってくださって、後ろを向いて離れるとか、しゃがみこんで離れるとか、いろんな方法を試してくださって楽しかったです」と振り返った。