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俳優の坂口健太郎(34)が主演を務める映画『私はあなたを知らない、』が、2026年の晩夏に公開される。
フランスの制作会社「Pyramide Productions」との共同製作で、海外展開も視野に入れた国際色豊かな作品となる。本作はフランスでの配給がすでに決定し、ワールドセールスは「Goodfellas」が担当する。
監督は、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』以来、10年ぶりに完全オリジナル脚本へ挑む中野量太氏。家族の姿を独自の視点で描き続けてきた中野監督が、本作では“人を愛すること”と“人を赦すこと”をテーマに、ユーモアと愛情を織り交ぜたヒューマンサスペンスに仕上げる。
坂口が演じるのは、天涯孤独で、決めた仕事と生活のルーティンだけを淡々とこなして生きてきた主人公・西山夕平。孤独を孤独と感じずに生きてきた男が、職場に新たにやって来たシングルマザーとの出会いをきっかけに、心の奥底に眠っていた“家族への渇望”がゆっくりと解きほぐされていく。
坂口は役作りのために髪を短く切り、青年期から40代までの変化を全身で表現した。「最初に台本を読んだ時は、複雑ですごく難しいなと思いましたが、それと同時にとても愛おしいストーリーだと思いました」と印象を語る。
さらに中野監督については、「中野監督の演出は楽しかったです。一緒に夕平を作り上げていきましたし、今のどうかな?と思ったときはすぐに相談していました。監督が夢中で撮影していた姿を見ていたので、すごくステキなものが撮れていると思います。完成を心待ちにしています。監督へのハードルを上げているということではないですが(笑)」と話し、信頼感をのぞかせた。
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