3人組バンド「Mrs. GREEN APPLE」のフロントマン、大森元貴(29)が、映画「90メートル」(中川駿監督、3月27日公開)の主題歌をソロ名義で書き下ろしたことが5日、分かった。
主題歌の新曲「0.2mm」は、語りかけるように歌うミドルテンポのバラード。今月24日にソロ活動5周年を迎えるのを記念しリリースされる1stミニアルバム「OITOMA」に収録される。
映画は、山時聡真(20)と菅野美穂(48)のダブル主演作。人生の岐路に立つ高校生の息子・佑(山時)と、難病を抱えながらも息子の明日を願い続けるシングルマザーの母・美咲(菅野)の絆を描くヒューマンドラマ。
中川監督は、母親を看病した自身の経験をもとにキャラクターを構築し、半自伝的なオリジナル脚本を完成させた。
大森に主題歌を依頼した理由について、プロデューサー陣は“大森の表現が放つ、世界への、人間への優しさ”を感じ、主題歌をオファーした。
中川監督も、「実際にエンドロールに当ててみた時、作品全体の魅力が格段に上がったように感じました。曲を聴いている間、かつて当たり前だった親子の日常が目に浮かぶようで、だからこそ、現在の佑と美咲の不器用な姿がより切なく、より愛らしく感じられるようになったのだと思います」とコメントを寄せた。
大森は制作への向き合い方について、「主題歌をどう書こうかと悩むほどの難しい題材でした。映画を美談にするのも、説教臭くさせるのも、主題歌の影響がすごくあると思ったので、率直に感じたことを、香ってきた、吹いてきた何かを音にすることに尽力しました」と語り、「ほんの少しだけ風が吹くように、少しだけ背中が押せればいいなという気持ちで作りました」と思いを明かした。
公開された最新の予告映像では、主題歌「0.2mm」をいち早く聴くことができる。