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2026年2月5日 17:11

市川中車、2度目の宙乗りに挑む!今春、“社会人デビュー”の團子は13役早替り

市川中車、2度目の宙乗りに挑む!今春、“社会人デビュー”の團子は13役早替り
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歌舞伎俳優の市川中車(60)と市川團子(22)親子が5日、都内で、歌舞伎町大歌舞伎「獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)」(東京・THEATER MILANO-Za、5月3日初日)の製作発表会見を行った。

「東海道四谷怪談」などを手掛けた狂言作者・四世鶴屋南北が、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」に着想を得て、それとは逆に京都を起点に江戸を目指しながら五十三次の宿場での物語が展開されていく。

1827年に初演されてから、長らく途絶えていたが、1981年に三代目市川猿之助が復活上演させ、これまでに12回再演され続けてきた澤瀉屋(おもだかや)の人気作。

中車は「埋もれていた古狂言を復活させようと、父が1980年代に躍起になって起こしていた演目の一つを、私と息子の團子とやらせていただきますこと、本当にありがたく、光栄に思っております」と感無量の表情。

中車は、二幕の「岡崎無量寺の場」で化け猫を初役で務め、十二単で宙乗りに挑む。宙乗りは自身2度目で、「奇怪な演目で、老婆、鬼女と父が得意とする演目ですので、何とか父のスピリットを、ひとりでも多くの方にお見せできるよう、今から研鑽(けんさん)を詰んでいきたい」と背筋を伸ばした。

團子は13役の早替りの見せ場があり、「早替りは、役者は何もしていなくて、裏の方に支えていただいていること。今回もいつもたくさん支えていただいている裏方の皆さんに助けていただいて、しっかりと息を合わせて、とにかく早く出られるように務められたら」と意気込んだ。

團子は大学卒業を控えており、今作が社会人となって初舞台となる予定。「学生という立場が終わって、社会人になるということで、昨年あたりから祖父のライフワークのような作品を務めさせていただきましたし、自分の中でもしっかりしなきゃいけないという意識は常にあった」と言い、「4月以降はさらにその意識が強くならなければいけない。それをどういうふうにしたら体現できるのかというのは、とにかく舞台のクオリティーを上げることが第一。クオリティーを上げるということを意識して取り組みたい」と語気を強めた。

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