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俳優の渡辺大知(35)が14日、都内で映画「道行き」(中尾広道監督)の公開記念舞台挨拶を行った。
奈良県の御所市を舞台にしたモノクローム映像作品。大阪から移り住んだ中尾監督の実体験をもとに、主人公の青年・駒井(渡辺)が、購入した古民家の改修工事をしながら、地域の人々とのふれあいなどから交わした会話を劇中で再現し、大切な風景を思い起こしていく。
渡辺と中尾監督は、2019年の「ぴあフィルムフェスティバル」での出会いをきっかけに、親交を深めてきた間柄。
「(今作の)脚本を読んで、今まで参加してきた映画ドラマの脚本と違う質感があって、今まではセリフ重視のものが多かった。今回は脚本開いたら古い時計の絵から始まって、脚本を読みながらその世界に迷い込んでしまうような感覚があって、この映画にしかない空気が佇んでいるなと思ってぜひ参加したいと思った」とオファーを受けた際の思いを語った。
撮影は、実際に中尾監督が購入した古民家で行われ、渡辺と演技経験のない地元の人々とのやりとりが映し出されおり、「映画とかに関わっていてたまに思うのが、演技がうまい下手ってないなって。映画に出演する人たちに持ち込みたいものがあるかないかが重要。演技やったことのない人も出ているけど、その人がその映画にとって、何か残したいものがあるかとか、その人が必要って思い合えているかとかだと思う」と熱く語った。
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