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ABEMA TIMES

2026年2月15日 11:30

池谷直樹「俺もオリンピック選手になってたら、違う人生だったんかな。でもね、ここにいるのはそういう人たちなんですよ」借金1億2000万円抱え、アスリートのセカンドキャリアを応援

池谷直樹「俺もオリンピック選手になってたら、違う人生だったんかな。でもね、ここにいるのはそういう人たちなんですよ」借金1億2000万円抱え、アスリートのセカンドキャリアを応援
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 人気番組「スポーツマンNo.1決定戦」の名物競技「モンスターBOX」で日本人初の23段を跳んだタレント・元体操選手の池谷直樹。現在はキッチンカーでたこ焼きを販売し、莫大な借金を返済している。そんな池谷が“背負っているもの”に『ABEMA エンタメ』の密着企画「NO MAKE」が迫った。

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 池谷は3歳上の兄・幸雄の影響で体操の世界に入ったが、23歳の時にアトランタオリンピックの最終選考で惜しくも落選し引退している。

池谷「体操はオリンピックに7人行けるんですよ。でも俺9番だったんです。7位と9位のこの2つの差が大きいんです。アトランタに行けなくて。もう早く社会に出ようって」

 次のオリンピックに挑戦しようという気持ちはなかったのだろうか?

池谷「4年経ったらまた下の者が上がってくるから。今行けなかったら、またそこに抜かされる。自分も年齢的にも(能力が)落ちていくだけなんで。でも体操を辞めて人生が変わった。全ての生活が変わった。だって、体操のこと考えなくていいんだよ。『次の日体育館に行かなくてもいい』という怖さがあった」

 引退後は兄が在籍していた芸能事務所にアスリートタレントとして所属するも仕事のオファーはほぼなし。パチンコ店でのアルバイトで生計を立てていたが、人気番組「スポーツマンNo.1決定戦」のモンスターボックスの指導役から出演者側に回ると総合優勝を果たすなど大活躍。

 だが「スポーツマンNo.1決定戦」や「筋肉番付」の放送も終了。その後池谷は舞台「マッスルミュージカル」で活動。だがそれも、2011年の震災をきっかけに終了した。

アスリートたちの居場所を作る

SAMURAI ROCK ORCHESTRA

 池谷はここから“仕掛ける側”に回る。現役を引退したアスリートがパフォーマンスを行う舞台「SAMURAI ROCK ORCHESTRA(サムライ ロック オーケストラ)」を立ち上げたのだ。

 しかし、この時に大きな金銭トラブルに巻き込まれた。当時の支援者が公演のために集めた資金を持ち逃げ。池谷は借金を抱えてしまう。その後も「SAMURAI ROCK ORCHESTRA」の運転資金として銀行から借り入れを続け、返済額は1億2000万円に。

 常人であればとっくに心は折れている。それでも続けるのは、池谷の中に揺るぎない決意があるからだという。

池谷「自分たちみたいに体操とかいろんな競技をやってきた人たちが、こういう場で活躍して、皆さんに応援してもらって、それで生活していけるような場所を作りたいのが一番です。『俺はこれ(SAMURAI ROCK ORCHESTRA)をするために生まれてきたんかな』と思っているくらい。俺もオリンピック選手になってたら、違う人生だったんかな。でもね、ここにいるのはそういう人たちなんですよ」

 栄光と挫折。「SAMURAI ROCK ORCHESTRA」は同じ境遇をもつ池谷だから作れた、アスリートたちの居場所だ。

所属パフォーマー 渡邊麻衣「現役後に『じゃあ就職』となった時にほとんどの人が競技を辞めてしまう。だからこういう舞台やイベントができる環境はすごくありがたいです。『あ、まだ続けてできるんだ』という気持ちになれるので」

所属パフォーマー 木牟禮詢「いろいろなことを経験させてもらって、様々な方と繋がりを持てました。本当にありがたい場所です」

 キッチンカーを走らせながら、これからも舞台公演を行い続ける池谷。今後の目標は…

池谷「もうすぐ2025年の決算が出るんですよ。もしかしたら初めてトントンまで行ってるかもしれない。このSAMURAI ROCK ORCHESTRAをまず日本全国で知ってもらって、専用劇場を作って。日本に来る外国人たちが『日本で見るショーといえばこれだよね』という位置付けにしたい。それをやった暁には、文化勲章みたいなものが欲しい」

(『ABEMA NEWS』より)

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