俳優の田牧そらと台湾出身の俳優・シンガーの王碩瀚(ハンク・ワン)が日本と台湾の合作映画『星の音』でダブル主演を務めることが17日、発表された。
作品は、台湾の映画監督・林明智氏(リン・ミンチー)と日本の脚本家・尾ヶ井慎太郎氏が手がけるオリジナル映画。星空と音楽をモチーフに、人と人の距離、心のつながりを描くラブストーリーとなっている。
舞台は岐阜・飛騨の静かな自然と台湾の風景。父を亡くした少女・白石美月(田牧)と、夢を追い台湾から日本へ渡る青年サミー(ワン)が出会い、国境を越えて響き合う“音”と“想い”を紡いでいく。
映画にはオリジナル楽曲を中心に、日本の歌謡曲カバーも取り入れ、音楽映画としての魅力を追求。撮影は2月に岐阜県飛騨市でクランクインし、同16日には都竹淳也市長も出席して制作発表記者会見が行われた。3月には台湾・基隆市などでの撮影を予定。
完成後は海外映画祭への出品も見据え、2027年に日本と台湾で劇場公開される予定だ。
映画初主演となる田牧は、「林明智監督や共演のハンク・ワンさんをはじめ、スタッフ、キャスト、そして飛騨の皆さんに支えていただき、温かな空気に包まれながら日々撮影に向き合っています」とコメント。「これから台湾での撮影も控えており、初めて訪れる新しい景色の中で、この物語がさらに色づいていくのではないかと感じています」と期待を語った。
ワンは、「過去にはバンドメンバーとして日本で公演したことがありますが、今回は俳優として再び日本を訪れ、映画撮影に参加できることを大変光栄に思います」と喜びを明かし、「最初の台本の読み合わせ、衣装合わせ、録音など、プリプロダクションのどの工程も印象深い体験でした。特に印象的だったのは、撮影開始前にスタッフ一同で金王八幡宮へ参拝し、祈願の儀式を行ったことです」と振り返った。