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俳優のイッセー尾形(73)と宮沢りえ(52)が18日、都内で行われた、映画「トニー滝谷 4Kリマスター版」(3月27日公開)の公開記念舞台挨拶に登場した。
村上春樹氏の短編小説「トニー滝谷」を原作にした映画「トニー滝谷」(市川準監督、2005年)を、公開から21年の時を経て4Kリマスター化。
孤独に生きてきたトニー滝谷という男性を主人公に、大切な人を失う切なさと、人を愛する喜びを描く。
尾形はトニーと、彼の父・滝谷省三郎の二役を、宮沢はトニーの妻・A子と、妻の死後に彼の前に現れる妻そっくりな女性・B子の二役をそれぞれ演じた。
宮沢は同作について「大好きな作品。自分の映画ってなかなか見返すことがなくて、見返すと、あらばっかり見つかって楽しむことができないことが多いけど、『トニー滝谷』は何度も見返している」と明かし、「こうやってまたスクリーンというすばらしい環境で見ていただけるのが本当にうれしい」と喜んだ。
尾形は当時の撮影を振り返り、「撮影自体が特殊で、レールに乗ったカメラがやって来て、(僕らが)お芝居をしたらまた去っていく、それの連続。ですから“カメラが来るぞ、来るぞ…”と思うとドキドキするんですよ。いいところを見せようと思っちゃうんですよ」と苦笑い。
宮沢が「いいところを見せようと思うとNGが出るんですよね」と言うと、尾形は「出るんですよ、必ず。(監督から)『やりすぎ、作為的』とか言われて」と振り返った。
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