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俳優の香川照之(60)、中村アン(38)らが21日、都内で、映画「災 劇場版」(関友太郎監督、平瀬謙太朗監督)の公開記念舞台挨拶を行った。
昨年、WOWOWで放送されたドラマの劇場版。全6話を大胆に再構築し、家族や進路について悩む女子高生、ある過去を抱えた運送業の男など、交わることのない6人の日常がなんの前触れもなく不可解な“災い”に襲われるサイコサスペンス。
香川は、いつも災いの周辺にいる“ある男”として6役を演じ、刑事役の中村は「本当に悪い人ですよねぇ…、(不気味で)気持ち悪い」と怪演ぶりを絶賛した。
香川は、ドラマ「半沢直樹」で演じた大和田常務などを“陽の悪役”、今回の6役を“陰の悪役”と言い表し、「もう60歳。いつ災いが降りて来るかも分かりません。今回は陰の集大成だと思っております。この6役を経れば、もうやることがないので、劇場で私の姿を見られるのは最後かもしれない。陽の方向の悪役と陰の悪役の集大成が整ったという感覚」と今作への思い入れの強さを明かした。
また撮影中、中村が一人で遠くまで歩きながらセリフを覚えていたことを振り返ると、香川は「僕はセリフは回って言うタイプですね。だから中村さんはオニヤンマタイプ、僕はギンヤンマタイプ」と“昆虫好き”の顔をのぞかせて笑いを誘っていた。
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