エンタメ

2026年2月25日 11:00

染谷将太主演“映像化不可能!”と話題を呼んだ『廃用身』映画化 不穏なキャラクターカット公開

染谷将太主演“映像化不可能!”と話題を呼んだ『廃用身』映画化 不穏なキャラクターカット公開
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俳優の染谷将太(33)が主演を務める映画「廃用身」(吉田光希監督、2026年5月公開予定)のキャラクターカットが25日、公開された。

外務省医務官を経て在宅訪問医として活動する作家・久坂部羊氏のデビュー作を原作にした医療サスペンスで、吉田監督が学生時代に原作と出会って以来、およそ20年越しで念願の映画化が実現する。

舞台となるのは、ある町にあるデイケア施設「異人坂クリニック」。院長の漆原糾が打ち出す「廃用身」をめぐる独自の治療法は、心身の状態が改善するとされ、地域で評判を呼んでいた。うわさを聞きつけた編集者の矢倉は老齢期医療に革命を起こす可能性を感じ取り書籍化を提案するが、施設内の内部告発が週刊誌に流れたことをきっかけに、患者宅で起きた事件が明るみに出る。次第に治療の裏に隠された“真実”が浮かび上がっていく。

今回公開されたキャラクターカットでは、物語全体に漂う不穏さがより鮮明に切り取られている。主人公の施設長の漆原糾(染谷)は、静かながら底の見えない影をまとった表情を見せ、「画期的な治療」を追ってクリニックに足を運んだ矢倉(北村有起哉)は、強い確信を宿した眼差しで何かを見据える。

患者であり自由を奪われた岩上武一(六平直政)の読み取れない表情は、見た者に重い不安を残す。さらに、漆原の妻・菊子(瀧内公美)は複雑な思いを押し殺したまなざしを向け、看護師の内野(中井友望)は“治療”の残酷さを目撃してきた者の張りつめた表情で映し出されている。落ち着いた場面の中にひそむ緊張感と、物語が抱える深い闇が写真からも伝わってくる。

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