1
俳優の井上芳雄(46)奈緒(31)上白石萌歌(25)が26日、東京・明治座で、舞台「大地の子」(3月17日まで)の初日公演を行い、本公演前に報道陣の取材に応じた。
山崎豊子氏の同名小説をついに舞台化。戦争孤児となった少年が、死線をさまよう苦難を経て中国人教師に拾われ、中国人「陸一心」として育てられる波乱万丈の半生を描いた物語。
主人公・陸一心を演じる井上は今作について「歴史を踏まえているので、いろんな気持ちを届けてしまうと思いますが、最終的には希望があると思います。言い伝えることも、誰かが覚えていることすらない、命が無くなったことはたくさんあると思いますけど、全部を含めて、今自分たちが伝えようとしていることが希望になればいいなと思っている」と説明した。
そして「重いものを見に来るというよりは、人間って“うわぁ〜”っていう事を感じていただけるように、日々僕たちも舞台に立ちます」とアピールした。
難しい役どころを演じる井上について、奈緒は「これだけ大変な舞台の中で、最初からすごく引っ張ってくださっている感覚がすごい。芳雄さんは、いつお会いしても変わらない、ずっとフラットなまま。私は何回か稽古場で芳雄さんになりたいなと思った。大地に足をつけて立っているという感じが芳雄さんから漂っているので、自分も頑張らなきゃという気持ちになりました」と明かすと、上白石も「陸一心が大変だから多少引きずられそうなのに、いつも健やかでしなやかでいらっしゃる」と絶賛。井上は「いや〜、そうだといいですけど」と照れ笑いで答えていた。
広告