「Hey! Say! JUMP」の八乙女光(35)、俳優の藤井直樹(25)らが2日、都内で行われた舞台「小さな神たちの祭り」製作発表に登壇した。
2011年の東日本大震災で家族を失った青年が、喪失と向き合いながら、周囲との絆と家族愛の中で再び前へ踏み出していく姿を描いた作品。脚本家・内館牧子氏の同名小説を初めて舞台化。宮城県出身の八乙女は、自身と同じ宮城県のイチゴ農家の長男・晃を演じる。晃は大学進学のために故郷を離れていたが、震災で家族全員が行方不明となる。
自身の役について「かなりのダメ男なんです。ダメな男がどういうふうに切り替わるのかをすごく見てほしい」と紹介しつつ、「震災当時、本当に無力で悔しい思いをした僕は、15年という月日が経って、こういう大きなプロジェクトに参加出来て、本当にやる気に満ちあふれております。見に来てくださった方に、日常がどれほど大事で、毎日の心の支えになっているのかを感じていただき、未来につながる復興になったら良いな」と願った。
今作のテーマ曲の作詞・作曲を担当。制作では「苦労はしました。1曲しか作らなくていいのに、本当は2曲作ったんです。でも1曲はボツになり、もう1曲の方の歌詞も3回ぐらい書き直した」と苦労も。「劇中で(弟の)航がギターを弾いて、子どもたちが僕に向かって歌ってくれるんですけど、自分で作詞作曲した曲なのに、自分でウルッとくる」と出来栄えに大満足していた。藤井は晃の弟・航を演じており、「僕が初めて人前でギターを弾くので、(八乙女が)“出来るだけ引きやすいコードになるように作るから任せて!”と言ってくれた」と感謝し、「ちゃんと教わったのは実は2回だけで、あとは自主練だった。(稽古では)子役の子たちのパワフルな歌声にちょっと助けられ、奮い立たせられながら頑張っています」と明かした。
舞台は、東京グローブ座で3月30日から4月20日まで上演後、福島、大阪、宮城などでも上演。