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俳優の黒木華(35)、勝地涼(39)、鈴木浩介(51)らが13日、東京芸術劇場で行われた、舞台「NORA」(同所で7月15日から26日まで)の制作発表会に登壇した。
今作は、19世紀末の初演から世界各国で上演されている、ヘンリック・イプセンによる戯曲「人形の家」を現代風にアレンジ。トロフィーワイフ(社会的、経済的に成功した男性が自らのステータスを誇示するために結婚した若く容姿端麗な女性)のような扱いを受けるノラ(黒木)があることをきっかけに、夫・ヘルメル(勝地)の元から離れる様子が描かれる。
今作にはスマホが登場する。黒木は「すごく面白いと思いました」と率直な感想を伝え、「 (スマホは私たちの生活に)切っても切れない存在になっているので、人生や生活が詰まっている。それが演劇の中で現れた時に、見方が変わるのかなとかも気になります」と語った。
勝地は「スマホがあることによって、いつでも連絡が取れたりするにも関わらず、結局は思いが伝わっていなかったりする部分がある。スマホが身近で便利になっているけど、大切なものは違うところにある。相手を思いやるって何だろう? ってことを考えました」と振り返った。
鈴木は「スマホで(文字を)打ち込んで、皆さんに見ていただくっていう演出と聞いて、ワンチャン、セリフを覚えなくていいのかなって」と言い、笑わせた。「リアルタイムで打ち込んでいって、『お客さんを飽きさせないように、ものすごい速度で打って』と言われ、(今年で)52歳にして、急激に早打ちに挑戦している。打ち間違いが増えてきた年ですので、それがセリフを伝えて、ものすごい速度で会話していくことに絶望しています」と明かし、笑いを誘った。
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