指定難病「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」を患っていることを公表している声優・津久井教生(64)が、右手の中指の先が完全に動かなくなったことを報告し、反響が寄せられている。
2019年9月、足がもつれ転倒したことをきっかけに病院で検査を受け、「ALS」と診断された津久井。口にくわえた割りばしで文字を打ち込み、右手に持ったマウスを使い、自身の病状を発信してきた。しかし2022年10月に更新したブログでは、「右手でマウスを持ってクリックすることが出来なくなりました」と明かし、今後はマウスの代わりにスイッチを使用することを報告していた。
翌月には30年間担当したNHK Eテレの人気キャラクター「ニャンちゅう」の声優卒業を発表。2023年2月には、所属事務所が公式サイトで気管切開の手術及び人工呼吸器の装着を行ったことを公表し、津久井も自身のYouTubeチャンネルでAI音声を用いて声を失ったことを伝えていた。
現在の病状を報告

2026年3月16日の更新では、「右手の中指の先が完全に動かなくなりました…」と報告。さらに、「ALS(筋萎縮性側索硬化症)は徐々に体が動かなくなる難病なのですが、動かなくなり方もばらつきがあり、どこがどんな感じで動かなくなるのか、全くわからないのです…中指は他よりもかなり動いてくれました。本当にありがたかったのです。ALSに罹患してからマウスのクリックを3年間支えてくれて、その後はパソコンの決定スイッチを1年半支えてくれて、最後の最後までわずかに動いてくれて、ちょっとした感触をわからせてくれたのです。右手中指の先〜今までありがとう〜」と感謝の思いをつづった。
この投稿には、「津久井さんにとって中指が動くことがどんなに貴重なことだったかを思うと本当に苦しくなる」「なんて前向きなんだ 胸が締め付けられてしまうよ」「この難病の治療が見つかることを祈ります」など、多くのコメントが寄せられている。(『ABEMA NEWS』より)