今年、デビュー50周年を迎えたフォークシンガーの松山千春(70)が10日、春の全国ツアー「デビュー50周年記念 松山千春コンサート・ツアー2026春」を、東京・パルテノン多摩でスタートさせた。7月1日の北海道・札幌ニトリホールまで20都市で21公演を繰り広げる。
千春がパルテノン多摩でコンサートを開催するのは、25年ぶり4回目。“千春コール”が響きわたる中、オープニング曲「愛は…」で幕を開けた。
千春は「春のコンサート1発目でありますが、じいじになって初めてのコンサートになりました」と挨拶。「デビューして50年目の最初のコンサートのスタートすることができて、大変うれしいです」と話すと、会場のボルテージは最高潮になった。
コンサートは2部に分かれ、前半は「あたい」「銀の雨」などデビュー当時の恋愛の楽曲を中心に、後半は「Message」をギター1本の弾き語りで歌うなどフォークシンガーとしてのメッセージ性のある作品で構成していた。
また、アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃についても言及。「日本はイランのような国の状態になった時、果たして我が国はどのような生き方をするんだろうかと、つくづく思います。日本とアメリカは同盟国です。絆も強いです。だったらアメリカに対しては、そんなバカなことをやってちゃダメだよと言い、同時に、イランに対しても今まで日本とはいい付き合いをしてきたわけだから、これからもいい付き合いをしていこうと声をかけていかないと」と持論を語った。
その一方で、トランプ米大統領に対しては「同盟国の国民としてあなたを信用できません。もし私がアメリカ人だったら、あなたを大統領の座から引きずり降ろします。戦争は二度と起こしてはいけないんだと。そういう思いを感じ取っていただければ」とも訴えた。
もっとも「3月23日に孫が生まれました」と報告すると、現在の心境を「うれしいといえば、うれしいよな」とデレデレの様子。「2780グラム。男の子だったけどな、自分の血がつながった。そういう孫ができたっていうことはありがたいものだよ。娘は孫の顔を見せながら『お父さん、ガッツ石松に似てるでしょ』って(笑) 果たして、この子が大きくなった時に、俺のことをなんて呼ぶのかな…。自分らしい、いい人生を送ってほしい」と、おじいちゃんになった気持ちを吐露していた。