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サラリーマンの哀歓をユーモアに描いた作品や、食にまつわるエッセーなどで知られる、漫画家でエッセイストの東海林さだお(しょうじ・さだお、本名・庄司禎雄=しょうじ・さだお)さんが5日午前、心不全のため都内の病院で亡くなった。88歳だった。15日、出版社の文藝春秋が発表した。
葬儀は近親者のみで、すでに執り行われたという。喪主は妻・久江さん。
東海林さんの長女はコメントを発表。「病室でぼそっと言う一言がなんとも面白く、父は最後まで漫画家でした。あたたかく見守ってくださった皆さまに、心より感謝申し上げます」と伝えた。
東海林さんは東京都出身。早稲田大学漫画研究会の創設メンバー。1967年に「新漫画文学全集」で連載デビュー。新聞や週刊誌などで、サラリーマンの日常を描いた漫画「アサッテ君」「タンマ君」「サラリーマン専科」などが人気を集めたほか、食通としても知られ、「ブタの丸かじり」などの“丸かじりシリーズ”や「あれも食いたい これも食いたい」など食のエッセーも多く手掛けた。
1970年、「タンマ君」「新漫画文学全集」などで文藝春秋漫画賞、95年に「ブタの丸かじり」で講談社エッセイ賞、97年に菊池寛賞を受賞。2000年に紫綬褒章を受章。01年に「アサッテ君」で日本漫画家協会賞大賞を受賞、11年に旭日小綬章を受章した。
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