23年前の楽曲「おつかれSUMMER」が、TikTokの総再生回数で65億回を超えるなど、異例のリバイバル・ヒットとなっている女性ラッパー・ユニット「HALCALI」(ハルカリ)が、13年ぶりに再結集し音楽活動を再開することが24日、わかった。
8月16日に千葉・幕張メッセで行われる「SUMMER SONIC 2026」に出演する。音楽配信の「Spotify」がキューレーションする「Gacha Pop Live」でステージを繰り広げる。
HALCALIは、小学生時代から同じダンススクールに通っていたHALCAと YUCALIの音楽ユニット。彼女たちの才能をいち早く見出した、人気ヒップホップグループのRIP SLYMEのRYO―ZとDJ FUMIYAがプロデュースし、2003年1月にシングル「タンデム」でフォーライフからデビューした。
ヒップホップ系のキャッチーなリズムで人気を集め、3枚目のシングル「ギリギリ・サーフライダー」がオリコン・チャートでベスト10入りし、サブカル・シーンで注目されるようになった。
そんな二人に再びスポットが当たったのが昨年4月。ファーストアルバム「ハルカリベーコン」(03年9月発売)に収録されている「おつかれSUMMER」に問い合わせが殺到し始めた。アジア圏の音楽ファンによるTikTokへの動画投稿によって状況が一変した。
音楽関係者は「23年前の作品ですが、斬新なヒップホップと彼女たちの音楽性が見事に融合した楽曲だったことからマレーシア、タイ、ベトナム、カザフスタン、サウジアラビア、UAE、韓国といった国々で人気となり、その後は全米にも飛び火。日本以上に海外ファンにハマったようです。世間的にもノーマークな作品が注目され、リバイバル・ヒットするのは異例なこと。音楽業界にとっても大きな起爆剤になっています」と解説した。
TikTokの音楽チャートの「バイラル50」では1位にランク(26年4月18日付)され、総再生回数はわずか1年間で65億回を突破。この記録は邦楽作品の再生回数としては前例がない。
ちなみに、ここ数年では、広瀬香美「ロマンスの神様」が22年に16億回を記録しTikTokで上半期の「トレンド大賞」を受賞している。
HALCALは昨年9月、小籔千豊が主宰する「KOYABU SONIC 2025」に飛び入り出演するなど、当時のファンの間からは再結集と音楽活動再開を望む声が高まっていた。
今回は、そんなファンの熱い声援もあり、再結集を決意。8月16日に千葉・幕張メッセで行われる「SUMMER SONIC 2026」に出演することになった。
再結集についてHALCAは「『おつかれSUMMER』の中で、光る光る真夏の太陽 sun sunと降り注ぐ紫外線、UVケアなどおかまいなしなしやって来ましたよ、真白なbeach…とラップしてはいますが、(当日は)しっかりUVケアしてサマソニに挑みます!」とコメント。
一方のYUCALIも「久しぶりのライブがサマソニのステージだなんて、HALCALIって幸せもの◆(◆はハート)あっつい夏の日、ゆるく踊って一緒に楽しみましょ!」と意欲を見せている。
なお、HALCALIとしてのフェス出演、及びオリジナル楽曲歌唱は、12年12月28日に出演した「COUNTDOWN JAPAN 12/13」以来となる。