1
俳優の泉ピン子(78)、佐藤隆太(46)、星野真里(44)、あめくみちこ(62)が25日、東京・足立区のシアター1010で「声舞劇!終活を始めた途端、55歳の息子が帰ってきました」(同所で25日、26日)の初演前に囲み取材に応じた。
今作は、作家・保坂祐希氏の書き下ろし小説「『死ね、クソババア!』と言った息子が55歳になって帰ってきました」が原作。どこにでもある家族の再生を描き、声を駆使して、舞うようにストーリーを展開する。泉と佐藤がダブル主演を務め、泉は終活を始めた75歳の母・小林晴恵役、佐藤は55歳の息子・達彦役を演じる。
佐藤は泉について「相手のセリフを聞いてくださるんです。だから我々が投げかける温度が違うと、全然違うセリフの音が返ってくるのがたまらなく面白くて。ちゃんと舞台で生のお芝居でキャッチボールさせていただけるのが、すごく面白いです」と語った。
すると泉は「それはこの人が芝居の音がうまいから。下手だったらそうはいきません!」と佐藤を評価。「息子、いいですよ」と言葉を送った。
「意識してセリフの返し方を変えているのか?」と聞かれると、泉は「芸よ!芝居のうまさよ」と自画自賛。「60何年やっているの。下手だったら消えているわよ」と言い、笑わせた。
達彦の妻・雅代役の星野は、二人の関係について「隆太さんは尊敬のまなざしで、ピン子さんは大きな愛で包んでいる感じ」と稽古を通して感じたことを明かした。
公演は、大阪・愛知・広島など、全国で上演される。
広告