女優の大竹しのぶ(68)、元「アンジュルム」で女優の田村芽実(27)らが5日、東京・新宿区の日本青年館ホールで、Musical「GYPSY」の取材会を行った。
今作は、実在のストリッパーであるジプシー・ローズ・リーの回顧録をもとに、“究極のショービジネスマザー”と称される母・ローズ(大竹)に焦点を当て、舞台で活躍する二人の娘を育てたローズの夢と努力、ショービジネスの苦難が描かれる。1959年に初演し、その後、トニー賞、ローレンス・オリヴィエ賞ベストリバイバルを受賞。日本では2023年に上演された。
田村は、ローズの上の娘で、後に“バーレスクの女王”と称されることになるルイーズを演じる。23年の上演を見ていたといい、「今回はこうしてステージ上で皆さんと一緒に作品を作る側に立たせていただけるということで、非常に光栄ですし、稽古を重ねれば重ねるほど、この作品の深みにどんどん心が引っ張られていく感覚がありました」と心境を語った。
大竹の娘役を演じることについて、田村は「稽古中からもう瞬き一つせずに、この時間を堪能(たんのう)して、しのぶさんのことばかり見ていようって思っていたら、あっという間に稽古時間が過ぎてしまって、もう本番と思うと寂しくて」と、以前から大竹に憧れていたことを明かした。「ケンカするシーンではふと我に返る。しのぶさんとケンカする芝居してるって思っちゃって。自分の人生のご褒美のような時間で…。娘(役)としてうれしいのか、田村芽実がしのぶさんと芝居しているからうれしい気持ちになっているのかが分からなくなっちゃうぐらい、それぐらい自分にとって、宝物のような時間を過ごさせてもらっています」と共演を振り返った。
東京公演は同所で6日〜24日まで行われ、愛知、福岡、大阪でも上演される。