俳優の黒島結菜(29)、細田佳央太(24)、近藤華(18)、北川景子(39)、作家の湊かなえ氏(53)らが9日、都内で行われた、映画「未来」(瀬々敬久監督)の公開記念舞台挨拶に登壇した。
今作は、湊氏の同名ミステリー小説が原作。現代社会が抱える“子どもの貧困”や“家庭崩壊”などの重いテーマを真正面から描く。
主演の黒島は、複雑な過去を抱えながらも子どもたちに寄り添おうとする教師・篠宮真唯子役を演じた。「撮影から思うと長かったなと。改めてこの映画が伝えたいことを再確認でき、すごくいい1年半を過ごすことができました」と撮影からこれまでを振り返り、「作品を通して社会に役に立つことができたらいいなと思います」と呼びかけた。
イベントでは“理想の未来”についてトークを繰り広げた。
黒島は「平和な世の中になってほしい。難しいでしょうけど、一人ひとりが隣にいる人を大切にするだけでも、世界は平和に近付いていくと信じているので」と語った。
細田は「映画のチケット(料金)が今の半分になったらいいな」と願望を語り、「僕らはそれを変えられるチャンスをもらっている世代だと思っているので、少しでも映画館に行きやすい環境を作ることができたら。大人が1000円になったら子どもはもっと安くなったりして。地方だと交通費含めてのチケット代になるので、気軽に行ける人と行けない人が分かれているので、作品が多く届くためにも、今の半額ぐらいになる未来が来たらいいなと思います」と役者ならではの視点で答えた。
近藤は緊張しやすいといい、「コミュニケーションのハードルが低くなればいいなって思います」と明かした。これに対し北川は「私も同じで、ずっと緊張して人見知りでした。(自分は)怖い人だと思われちゃうので、頑張って鍛えました」と共感していた。