女優の吉田羊、愛希れいか(34)、中越典子(46)らが9日、東京・PARCO劇場で行われた舞台「パルコ・プロデュース2026『リチャード三世』」の開幕前会見に登壇した。
平和になった世を憎み、王位への野心を抱いたリチャード三世が、兄や貴族を策略によって次々と葬り、王位を奪取するも、血塗られた王座を守るための暴政が破滅に向かう物語。
主人公・リチャード三世を演じる吉田は、「今回は全57役で、私はリチャード一人を演じますので、残りの56役を9人の(キャストの)皆様で演じていただく。挑戦的な試みでもありますので、それも楽しみにご覧いただきたいと思いますし、森新太郎さんの演出ならではの疾走感があるシェイクスピアをお届けするつもりでおります」と話した。
アン/ラトクリフ役の愛希は、「お稽古期間は大変なこともありましたが、すごく楽しく充実した期間でした。ここからは自分自身だけでなく、お客様に楽しんでいただけるように、精いっぱい務めてまいります」と意気込んだ。
エリザベス/リッチモンド役の中越は、当初「こんなにシンプルな舞台で、なぜか天井も低くなっていて、とても細長い景色の中でお芝居をしていくので、最初はものすごく恐怖と不安にあふれていた」と振り返りつつ、今作を「本当に袖で見ていると、自分が出ていなくても、心が締め付けられて泣けちゃうような幕場ばかりなので、全部が見どころだと思う」とアピール。その中でも、特に注目してほしいシーンについては、「私は長老役をやらせていただいている。すごくすごく心が張り裂けそうな状態でいつもいるんですけど、(そのシーンは)皆さん楽しんでいて、そこだけはほぐれることができて、自分も楽しんでいられる」と明かした。
公演は同所で10日〜31日まで上演後、大阪、愛知などでも上演。