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2026年5月12日 07:00

二階堂ふみ「純粋さに何度もハッとさせられました」新星・小八重葵美とW主演映画10月公開

二階堂ふみ「純粋さに何度もハッとさせられました」新星・小八重葵美とW主演映画10月公開
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俳優の二階堂ふみ(31)と小八重葵美(こやえあみ、12)がダブル主演を務める映画『わたしの知らない子どもたち』が、10月16日に公開されることが発表された。

原案・脚本・監督は西川美和氏。2021年公開の前作『すばらしき世界』の制作過程で出会った、戦後の日本に実在した“知られなかった子どもたち”の存在が、本作の着想の原点となった。

同作では、故・佐木隆三さんの小説『身分帳』を原案に、戦後社会の闇を描いた西川監督。作品世界と向き合う中で、「子どもたちを取り巻いた戦後の裏社会の物語を、いつかもう一度描きたい」と考え、本企画が動き出したという。

本作で描かれるのは、“生まれながらのアウトロー”ではなく、戦争によって人生を大きく変えられていく一人の少女の物語。主人公・琴子は音楽家の父のもとで穏やかな日常を送っていたが、戦争と敗戦によってすべてを失う。やがて「生きるために、自分自身を手放す」という過酷な選択を迫られることになる。

一方、二階堂が演じる教師・曽根は、かつて軍国主義教育に加担していた人物。敗戦によってすべてを失い、加害者でもあり被害者でもあるという矛盾を抱えながら生きていく運命を背負う。

琴子役には、約500人のオーディションを経て、当時11歳・小学5年生だった小八重が抜てきされた。

二階堂は小八重について、「初めて会ったときからまっすぐな眼差しが印象的で、その純粋さに何度もハッとさせられました。撮影を重ねるごとに表情やたたずまいが変化していく姿から、役と真摯に向き合い、その時代を生きていることが強く伝わってきて、心を大きく揺さぶられました」とコメント。

また、西川監督との出会いについては「西川監督とは、脚本執筆中にお話をうかがったことが最初の出会いで、完成した脚本を読んだとき、戦後という価値観が一変した時代を"子どもの視点"から描く、その新しい語り口に強く心を動かされました」と振り返った。

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