今年2月に56歳で亡くなったロックバンド「LUNA SEA」のドラマー・真矢さんのお別れの会が14日、都内で行われた。式典では妻で元モーニング娘。の石黒彩(48)や、「LUNA SEA」のメンバーが挨拶を行い、出席者に感謝を述べた。以下、石黒の発言要旨。
「本日はLUNA SEAドラマー真矢。本名、山田真矢のお別れ会にご足労いただき誠にありがとうございます。生前のご厚誼(こうぎ)、本人に代わり、厚くお礼申し上げます。2026年2月17日、午後6時16分、真矢は家族とメンバー、そして仲間たちに見守られながら、穏やかに息を引き取りました。
本人は3月12日の有明アリーナで、原点回帰のヤマハのドラムセットをお披露目し、久しぶりにドラムをたたくことをとても楽しみにしていました。そしてその先に続く5月のツアーでは完全復活を目指し、リハビリと治療に専念していました。そんな中での体調の急変、逝去となりました。
5年と9ヶ月の長い闘病の中、本人はいつも『幸せだなぁ』と笑顔をくれていました。昨年の脳腫瘍の発表の際も『それでも幸せだな』、できないことが増えても『幸せだな。心が豊かだな』と話してくれました。私はそんな真矢くんを心の底から尊敬しています。決して簡単ではない7回の手術と抗がん剤治療、放射線治療、私は苦しい背中を何度も見守ってきましたが、そんな中でも真矢くんは振り返って『幸せだな』と周りの人を勇気づけていました。
その『幸せだな』の言葉には、生きていることが幸せ、LUNA SEAのメンバーとして音楽を奏でられる幸せ、そしていつか病気のことを公表する時が来たら、同じ病気で戦ってる人たちに、病気と闘いながらでも全国ツアーを完走して、東京ドームでもライブができる、とそんな希望と夢を与えられると、そんな日を楽しみにしていました。私はそんな風に強く優しい真矢くんが大好きで、とても誇りに思っています。
私が真矢くんのファンになってから32年、そして妻としはて25年。妻として25年間、真矢くんのそばで支えられたことは、私の人生の中で一番幸せなことでした。そして、25年と聞くともしかしたら短いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこの25年で真矢さんから一生分以上の幸せをもらいました。なので、前を向いて笑顔でしっかり歩んで行こうと思っています。
そして子どもたちも大好きで優しい真矢パパ。そして、ステージに上がると、誰よりも輝く大スター真矢。それに、子どもたちに、真矢さんは世界で一番かっこいい戦う背中を見せ続けてくれました。子供たちもそんな真矢さんの背中を思い出さない日はないでしょう。私たち家族は、真矢くんの思い出と、その背中、思いを胸に精いっぱい生きて参ります。どうか皆様、温かく見守っていただけるとうれしいです。そして、きょうはお別れ会ですが、いつも賑やかで楽しいことが大好きな真矢のために、みなさんも真矢くんを笑顔で送り出していただきたいなと思っております。今日はどうかよろしくお願いします」。