ピカソも認めた世界的巨匠を支え続けた日本人妻が登場した。彼女が暮らすスイスの自宅は、歴史的文化遺産に指定されている大豪邸で…。
紹介されたのは、「マダム節子」と呼ばれる日本人女性。夫は、ピカソに「20世紀最後の巨匠」と称えられ、作品が約21億円で落札されたことで話題にもなった、今は亡きフランス人画家バルテュスさんだ。
年齢が34歳も離れている節子さんとバルテュスさんが出会ったのは、今から約60年前の京都。当時の彼女はフランス語を学ぶ上智大学の2年生で、バルテュスさんは展覧会の作品選定で来日していたという。
そんなとき、日本の絵画や文学、精神的な考えを大切にするバルテュスさんに惹かれ、すぐさま大学を中退した節子さん。バルテュスさんが暮らしていたローマに向かい、5年の交際を経て結婚したそうだ。
そんな節子さんは現在、スイスの小さな村「ロシニエール」にて家族6人で暮らしている。自宅の敷地面積は2ヘクタール(※6050坪)で、テニスコートにたとえると約76面分も。
築約300年の邸宅は、「シャレー」と呼ばれる山岳地帯に建つ伝統的な木造家屋。スイスで一番大きく、国の歴史的文化遺産に指定されている。節子さんとバルテュスさんが50年前に一目惚れして購入する以前は、120年もの間ホテルとして多くの人に利用されていたそうだ。
自宅の部屋数は47部屋。300年前の木材をそのまま使用しているため、どの部屋も温もりを感じられる。
そのうちの1室には、名作『レ・ミゼラブル』『ノートルダム・ド・パリ』などで知られる小説家ヴィクトル・ユゴーがかつて滞在したのだとか。その部屋は現在、節子さんら家族が食事をする際に使われている。
自宅にはほかにも、バルテュスさんと親しかったリチャード・ギア、オードリー・ヘプバーン、勝新太郎さん&中村玉緒らが来訪。第79代内閣総理大臣の細川護煕氏も対談で訪れたそうで、贈り物の掛け軸や茶わんが2階の広いサロン(応接間)に飾られている。
日本で出会ってローマで結婚し、スイスを終の棲家に選び、世界中の著名人から愛されているバルテュスさんと節子さん。そんな夫婦の物語に、スタジオの高嶋は「夢のような話」と感嘆していた。
ほかにも番組では、パリの宮殿で特別に開催された節子さんの誕生日会の様子も紹介された。彼女を祝おうと駆け付けた世界的スターたちのなかには、グラミー賞を22回受賞した世界的ロックアーティストの姿も。節子さんの「ゴッドファーザー」だという彼は、貴重な生歌唱を披露し…。


