歌手の郷ひろみ(70)が23日、埼玉・越谷市のサンシティホールで、2026年全国ツアー「Hiromi Go Concert Tour 2026〜ALL MY LOVE〜」の初日公演を前に、報道陣の囲み取材に応じた。
この日の公演では、1600人のファンを前に、8月発売のシングル表題曲「I’m Neo G」を含む全21曲を披露。取材冒頭には「I’m Neo G」と代表曲の「お嫁サンバ」を歌唱した。
これまで38回、「NHK紅白歌合戦」に出場してきた郷だが、昨年の紅白リハーサル時に「一区切りつけたい」と宣言していた。
そのことについて改めて聞かれると、「一区切りつけたいということで、大勢の方に賛同していただいて、多くの方とハイタッチしたんです」と振り返った。
今年の大みそかの過ごし方を聞かれると「下手したら(紅白の企画の)けん玉で写っているかもしれない。55番でね!冗談ですよ!」と笑った。
今年1月には、母・原武輝代さんが亡くなったことを報告。「常々母が言っていたことは、あんたの存在はファンの人がいなければ(成り立っていない)ってことだったんです。それはずっと心に残って、郷ひろみでいる限りはその気持ちは持ち続けたいです」と決意を語った。
「本当にきちんとしている人だった」と母に思いをはせ、「母から言葉に出して教わったこと、言葉に出さずとも教えてくれたこと、これはずっと踏襲していきたい」と改めて母に感謝した。
母も昨年の紅白を見たといい、「良かったね」「素晴らしかったよ」と言葉をもらったという。「(一区切りつけると)相談していないんです。すぐ言っちゃうので。見ず知らずのタクシー運転手の方とかにも言っちゃう。『実はひろみなんですけど…あ、ひろみって郷の、母です』みたいな…」と在りし日の思い出を明かした。
全国ツアーの埼玉公演は同所で23日、24日に行われ、その後、全国各地で10月2日まで開催される。